「なんだか手足がいつも冷たい」「夜、足が冷えて眠れない」
そんな“冷え”の不調に悩む女性はとても多く、特に40代以降は、 以前とは違う“冷えの質”を感じる方も少なくありません。 実はこの「冷え」、加齢やホルモンバランスの変化とも深く関係しています。 特に、女性ホルモンのひとつエストロゲンの減少は、血流の悪化を引き起こし、 「手足が冷たい」「下半身が冷える」といった症状につながることがあるのです。

冷えを感じやすくなる年齢の変化とホルモンの関係
エストロゲンには血管をしなやかに保ち、血行を促す働きがあります。 それが年齢とともに減少していくことで、末端まで血液が届きづらくなり、冷えやすくなるのです。 若いころと違って、最近やけに下半身が冷える、むくむ…そんな違和感はありませんか? その背景には、筋肉量の減少や自律神経の乱れ、そして女性ホルモンの減少が関わっています。 さらに血行不良を招く要因の「ストレス」「睡眠不足」「偏った食生活」が重なってしまうと ホルモンバランスの乱れを助長してしまうことも。

ただの「冷え」では済まされない? 万病のもとに
「冷えは万病のもと」とはよく言ったもので、 冷えが続くと肩こり・頭痛・生理不順・不眠・消化不良など、 全身のさまざまな不調を引き起こすリスクがあります。 「なんとなく不調が続く」状態の裏に、実は“冷え”が潜んでいることも多いのです。 だからこそ、体からの小さなサインを見逃さず、 今の自分の状態に気づいてあげることがとても大切です。

ココロとカラダを整える、やさしい冷えケア
冷え対策というと、特別なことをしなければいけないように思えますが、 実は、日常の中にできることがたくさんあります。 ここでは、COCOROmodeがおすすめする「今から取り入れやすい冷えケア」をご紹介します。 すべてを完璧にやる必要はありません。“できそうなこと”から、少しずつで大丈夫です。

今日からできる「冷え対策」ヒント
●太ももなどの大きな筋肉を使って代謝アップ(普段の移動に階段を使うなど)
●深呼吸を意識したストレッチや軽いヨガ
●温かい飲み物で内臓からポカポカに(白湯やノンカフェインのお茶など)
●「三つの首(首・手首・足首)」をしっかり保温
●40℃前後のお風呂にゆっくり浸かる(足湯でもOK)
●鉄分・ビタミンB群・亜鉛・マグネシウムなど血流を促す栄養素を意識的に摂取
冷えの感じ方は人それぞれ。
だからこそ、「自分に合ったやり方」を探しながら、
心地よく続けられるケアを見つけていきましょう。
冷えと上手につきあう、私らしい暮らし方
カラダの冷えに敏感になることは、自分を丁寧に扱う第一歩。 「今日もがんばったね」「少し休もうか」と声をかけてあげるように、 日々の中に“ワンクッション”を持てると、それだけで心もカラダも軽くなっていきます。
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冷えをケアすることは、自分を大切にすること
「冷え」は、単なる不快感ではなく、カラダからのSOSかもしれません。 変化を迎えるこの時期だからこそ、自分の声に耳を傾けて、 ココロとカラダのバランスを見つめ直してみましょう。 ほんの少しの気づきが、あなたの毎日をもっと心地よくしてくれるはずです。